砂何袋?

「で、砂は何袋?1袋で足りる?」

わ、ヤバイ、解らない、、、。けど
「1袋で足りるんじゃないですかねぇ、、。」
なんとも歯切れの悪い私の受け答え。

これは先日私だけが、先にその現場を見ていて、
さぁ明日からいよいよ乗り込みだぞ、という日の親方との会話。
そこは、タイルの下地を3cm近くつけなくてはならず(現状から3cmモルタルを塗って厚みを出すこと)、そこに使う砂とセメントの量を親方に聞かれたのです。

「1袋は無理だろ、3cmつけるって聞いてるぞ。ちゃんと、計算してみろよ !!」

辛うじて現場の写真だけを撮ってきていたので、そこから考えました。
写真から推測して、幅600mm、高さ1800mmの所に厚み30mmのモルタルをつけるには、、、
モルタルの量は「立米(りゅうべい)」という単位で計算します。
私は、タイル屋になるまで知らなかった単位です。
「平米」が1m x 1m
平面でなく立面、つまり高さもいれて
「立米」は 1m x 1m x 1m です。

つまり必要なモルタルは、0.6m x 1.8m x 0.03 = 0.0324立米。

そして1立米に砂は60袋、セメントは20袋使います。
現場ではこの配合を、「砂3セメ1(すなさん、せめいち)」と言います。これを言えると少し職人ぽいです。

それで、先ほどの0.0324立米のモルタルに必要な砂は、
60 x 0.0324=1.944袋
となります。

つまり2袋必要です。
無事に2袋現場に持ち込み、ギリギリだなと言われながらも事なきを得ました。
今年の目標の一つに、現場を見てここには砂何袋、セメント何袋、目地何袋、、など
解るようになろうと思ってます。
でも、目分量にはまだ到底追いつかないです。

3cm厚みがついてます。
3cm厚みがついてます。

タイル施工って、ボンド塗って張って、目地して完成。
じゃ、なくてタイルを張る下地作りに労力が半分かかってるんじゃないかと思います。
料理人が、材料の下処理をしてから料理を始めるように。
モルタルのタイル下地、一人でちゃちゃっとできるようになりたい、、、の前に
数量位は拾えるようになりたいです。
ちなみに、今大体のセメント袋は25kg入りです。
私だと25kgがちょうど限界だなと、思うのですが昔はこれが50kgだったらしいです。
それが、40kgになり今の25kgになったようで。
セメント50kg時代に職人を志していたら、早々に諦めていたかも、、、と思います。
時代は繰り返すと言いますが、セメント50kg時代だけは繰り返してほしくないです。

職人修行はどこまでも続きます。(記 : 吉永)

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