タイルの下はシゴかれる

『シゴく』

これも、現場ではよく聞くセリフです。

“俺が明日シゴいとくから”

いやぁ、弟子としては焦ります。みんな平気な顔でこんな会話をしてますから。

シゴくとは、タイルの下地がボコボコの時に薄くモルタル塗って、平らにしとくよってことです。タイルを綺麗に張るのは、下地にとても影響されます。下地が平でなかったら、タイルが綺麗に仕上がりません。モルタルで高低差を調整する『バサモル』という方法もありますが、床にしか使えないし、万能ではないです。『バサモル』はバサバサしてる砂を盛るから『バサモル』って言うんだ!ってのは、親方のセリフです。

ちなみに、シゴき用のコテであるコテ屋さんのシリーズに『スパルタ』というシゴきこてのシリーズがあるとか。

職人用語って、とにかく誰にでも解りやすい、、、もしかしてオ◯ジギャグのエッセンスが混じっているような、、こういった会話にバンバンついていくのも、修行のひとつです。

職人修行はどこまでも続きます。(記: 吉永)

いつも行っているコテ屋さんで見つけたスパルタシリーズ。
いつも行っているコテ屋さんで見つけたスパルタシリーズ。

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にじいろジーン

フジテレビ系列で放送されている『にじいろジーン』という番組で紹介していただきました。
アトリエで普段行っているタイル作りや、タイル施工の様子を先日収録しました。
私、吉永のミラクルチェンジも乞うご期待 !
タイルの魅力を広く知ってもらうため、幅広い方々へぜひ観ていただきたいです。

放送は6月13日土曜朝8:30 – 9:55です。
9時10分頃のミラクルチェンジのコーナーにて、出演しております。
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ニラまれる目地

目地についての考察、続きです。

目地の面倒を見たあと、次は目地をニラみます。

面倒かけた目地たちこそニラまれるんです。まるで学校の生徒たちのよう。
その姿はよく大工さんが木材の目をみたり、まっすぐか確認しているような感じに近いでしょうか。
タイルは焼き物でまっすぐ直線ではないので、目地も完全な直線にはなりません。
でも、目地があまりにぐにゃぐにゃしていたり、どこか一つのタイルがコケていたりしないか目地をニラみます。

人の目の習性で、人の目線当たりの目地は横目地が気になるそうで、横からニラみ目地の歪みを直します。
反対に目線の上と下は縦目地が気になるそうなので、縦にニラみ目地を直します。
全体でまとまるように、そして歪みが気にならないように、一歩ひきつつ眺めるような感じです。
この目地をニラむは、親方がやっているので真似してみますが、全体を捉えつつここを直せばよくなるのかな、を感じるの難しいです。定規で計るものじゃないので、セオリーがありません。

ニラまれた目地たちは直され、目地材を詰めスポンジで綺麗に拭きあげれば、さあ、タイル工事は完成です。

職人修行はどこまでも続きます。(記: 吉永)

モザイクタイルの横目地を二ラんでます。
モザイクタイルの横目地を二ラんでます。